目のトラブル

ここでは目のトラブルの一例を紹介しています。ちょっとでもおかしいと思ったら当院へ。

早期発見が早期回復へと繋がります。

目の機能の発達にもっとも大切なのは幼少期で、
家族の方のちょっとした注意で斜視や弱視などの病気が見つかることもあります。

斜視

普通物を見るときは、右目も左目も見たい物のほうを向いていますが、斜視はどちらか片目が目標の物と違う方向を向くことです。

弱視

子供の視力が発達する途中で絶えずものを見る訓練ができず、視力の発達が抑えられ止まってしまうことです。

近視

屈折異常の一種で、物がぼやけて見える状態です。角膜から網膜までの長さや角膜・水晶体の光の屈折力が強すぎる異常により起こります。

アレルギー性結膜炎

ハウスダストが原因になっておこる目のアレルギーです。花粉症は季節性がありますが、ハウスダストは一年中かかるおそれがあります。

目の健康管理

  • 正しい姿勢で勉強や読書をしましょう。
  • 照明は明るすぎたり、暗すぎたりすることのないよう注意しましょう。
  • テレビを見たら、しばらく目を休ませましょう。
  • 運動や散歩などをして、遠くを見る習慣をつけ、目に負担のかからない生活を送るようにしましょう。
  • 栄養のバランスを考えて緑黄色野菜などを十分に取り入れた食生活を送りましょう。

点眼薬の話

点眼薬は一度開封した場合、使用可能期間は通常2か月と考えてください。防腐剤を含まないドライアイ用点眼薬やベストロン等の抗菌薬は開封後の使用期間は約1週間です。それ以降になりますと、点眼薬中にバイ菌やカビが繁殖してくる可能性があります。この汚染された点眼薬を使用すれば、かえって目には危険です。

点眼薬をさす時の注意として、点眼薬の先がまつ毛に触らないように注意しましょう。まつ毛に触ると、まつ毛に着いているバイ菌やカビが点眼薬に吸い込まれ、薬が汚染されてしまいます。点眼する時は、片手で目を大きく開いて点眼するようにしましょう。

また、点眼薬は1滴目に入れば十分です。2滴も3滴もつけても、目から流れ出すだけで効果はありません。かえって、瞼に薬がつくと、ただれを起こす事もあります。瞼に点眼液が漏れた時には拭きとってください。